Ado「踊」歌詞の意味を考察!MVや難解な言葉に隠された意味とは?

女性ボーカリスト
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f5388a6af5513895c954619a681d587661333a
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素顔を隠しながらも、力強い歌声を持つ歌手Adoさんの次なるヒット曲「踊」。

多彩な声色を使い分け、Adoさんの歌手としての技量を見せつけられてテンション上がる曲です!

また、ダンスミュージックで陽気な曲調に合わせた、難解な歌詞が話題を呼びました。

今回は歌詞に込められた意味について考察していきたいと思います!

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Adoの曲「踊」の読み方は?誰が作曲したの?

「踊」=おどと読みます。

作詞はDECO*27さん、作曲・編曲はGigaさんとTeddyLoidさんとの事で、ボカロ曲ファンにとってはたまらない顔ぶれとなっています。

また、Adoさんは「踊」のようなEDM系の楽曲には初挑戦であったとの事で、「自分の新しい一面がまた見せられたんじゃないか」とお話をされていました。

Adoさんの特徴である力強いドスの利いた歌声は健在ながら、ぶりっ子風に可愛い声色やクールなラップにも挑戦されています。

陽気でお祭りの様なアゲアゲな曲ですが、今までのAdoさんの曲とは雰囲気がガラリと違いますよね。

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「踊」の歌詞の意味について考察

Adoさんの「踊」は歌詞の難解さでも話題です。

一見するとノリノリで明るいテンポの裏に何かメッセージが隠されているような気がします。

Adoさんの歌唱やMVにも注目しながら少し掘り下げて考察してみたいと思います!

MVの少女とプロレスリング

実際に「踊」のMVをみた感じでは、ボクシンググローブをはめてリングの上で顔の見えない相手と戦う少女が表現されています。

また、よく見るとロープが三本あるプロレスリングとなっており、わざわざグローブをしてプロレスというのも何か意味がありそうですよね。

そして、インスタグラムのアイコンに酷似したカメラドローンのような物体が気になります。

まるで戦う少女を監視するみたいにまとわりついている印象です。

楽し気なダンスミュージックの割に、少し暗い雰囲気の場面が多いように感じました。

ところどころ「404 not found」の文字や、Good/Badマークがでてきたりして、インターネットで試合を中継しているような感じです。

これは主観による推察ですが、サビの部分はこの少女自身の心の声で、その他A、Bメロは少女を見ている外野・世間の心の声というような構図のような気がするのです。

少女はプロレスの試合のように、ただひたすら攻撃に耐え続けなければいけないというような状況におり、その必死な戦いを外野は無責任にジャッジしてしまうというようなイメージが湧きました。

では本題の歌詞考察に入っていきたいと思います!

歌詞

半端なら K.O.
ふわふわしたいならどうぞ
開演準備しちゃおうか
泣いても笑っても愛してね
ほら Say No 低音響かせろ

頭のサビから、『半端なら K.O. ふわふわしたいならどうぞ』に切羽詰まった緊迫感、
「どんな姿でも受け入れて欲しい」というような、悲痛なメッセージに受け取れました。

スタートから盛り上がりを予感させるAdoさんの歌声もグッときます。

なんだかな…って
つまんないこともあるでしょう
ロンリー論理のノート
ハンディー本気脱走
やんなっちゃって泥に
Badご法度だろうが
溺れて堕ちて
そろそろいっか

もっと頑張って
アガるまでもっと頑張って
繋がろうひとりよりふたり
増えたら安心 心配ないや

Alright 任せて
Don’t Mind 波あり難題
みんなで乗っかっちゃえば
案外さくっと行っちゃいそう

上記部分は、「むしゃくしゃしてスマホで誰かのSNSの投稿にBADをつけてすっきりしている」という心情かなと感じました。

また、歌詞の『ロンリー論理のノート』は、スマホの事なのではないかと考えます。

現実ではうまくいかず孤独を感じて、ネットの中で憂さ晴らしをする事に罪悪感は感じている。

しかし、共感や同意してくれる人が拡散すればそんなことはどうでもいいというような、投げやりな感じにも思いました。

もちろん、ポジティブな感じにも受け取れるんですが、なにぶんMVの雰囲気があまりにも暗いのでこんな印象となりました・・・。

今宵は暗転パーティー
Woah 踊りだせ 踊りだせ 孤独は殺菌 満員御礼
Woah 痛みまで おシェアで ここらでバイバイ Let go

2番のサビもなかなか難解ですよね。

まず『今宵は暗転パーティー』というのは暗転=すぐに次のシーンへ切り替わるという意味で、刹那的なパーティーなのかなと感じました。

『孤独は殺菌 満員御礼』この部分については孤独でいる事は殺菌=監視からの解放になるという意味合いかと考えます。

『Woah』の部分はAdoさんが7-8人分の声をわけてコーラスされたようで、ここにも何か意味合いがありそうです。

『痛みまで おシェアで』という辺りは、やはりネット上のやり取りのような感じを受けますね。

そして『ここらでバイバイ let go』となるのが接続や繋がりを切るようなイメージが浮かびました。

どんな劣等感だとて 即興の血小板で
抑え込んで 突っ込んで 仕舞っちゃうでしょ

Up and down なテンション
ねえまいっちゃってんの相当
ドバっと噴き出すのは 本音の独り言

劣等感を感じても、すぐに蓋をして抑え込んでいるというの意味を『即興の血小板』と表現されたのかなと思います。

ちなみに血小板というのは、怪我などした時にすぐに傷口をふさぐ血液中の細胞です。絆創膏みたいですね。

「別に興味ない」
「特に関係ない」
塞ぎ込んで 舌鋒絶頂へ
合図を奏でて PrrPrrPrr
ほら集まって夜行だ 鳴いていこう

ラップパートはとてもクールでかっこいいですよね。

「舌鋒」=「言葉のほこ先。鋭い弁舌。」という意味があるそうです。

このパートを要約すると、普段抑え込んでいるネガティブな感情があふれ出して何かを責め立てたいような攻撃的な感情を表しているのではないでしょうか。

Woah またのお越しを きっと
Woah 次回までお元気で
ここらでバイバイ Let go

ラストのサビは『次回までお元気で ここらでバイバイ Let go』と締められます。

MVでは最後に少女が謎のカメラドローンを破壊し、なんだか殻をぶち破ったかのような清々しい雰囲気を感じます。

まとめ

今回はAdoさんの「踊」について考察してみました。

MVに登場する少女を、Adoさん自身の事かもと考えるともっと奥が深いような気がします。

音楽、歌詞、MVそれぞれが独立すると印象が違い、意味が隠れてそうでとても興味深い曲だなと感じました。

歌詞の意味について公式に発表されているものはないので、それぞれ自由にあれこれ考えるのもまた楽しいですよね。

今後もAdoさんには目が離せません!

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