今若者のあいだで人気急上昇中の日本のロックバンドグループ『KOTORI』。
繊細な歌声とロックのリズムで日本の日常を歌い、現代を生きる若者たちの心を響かせています。
今回はそんな「KOTORI」の楽曲『RED』の歌詞の意味を考察していきます。
【KOTORI(バンド)】紹介
2014年に埼玉県越谷市で結成された4人組ロックバンドグループ。
small indies table所属
- 横山優也(ボーカル・ギター)
- 上坂仁志(ギター・コーラス)
- 佐藤知己(ベース)
- 細川千弘(ドラムス・コーラス)
「KOTORI」の名前の由来はカワイイ小鳥?と思いきや、学生時代の友人の名前「古鳥」からきているそうです。
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【KOTORI(バンド)/RED】楽曲紹介
2018年12月5日にリリースされたミニアルバム「CLEAR」に収録されている曲。
作詞・作曲共にヴォーカルの横山優也さんが担当されています。
ファンからのコメントもかなり高評価が多く寄せられています。
- 泣いたよ
- 社会人なってさらに染みる
- 自分の故郷を想い出した
- この歌が俺の中でtop of theエモい
そして、「RED」のMVの撮影地はヴォーカル横山優也さんの故郷「宮崎」で撮影されています。
横山優也さんの母校「宮崎市立佐土原中学校」が出てきますよ。
なんかわたしまで懐かしい気持ちにさせてくれます。
そして、おそらく横山優也さんが幼少期から慣れひたしんだであろう思い出の場所、「佐土原駅」、「佐土原薬品」「長峰菓子舗」「うどん茶屋 大吉」なども出てきて、お店の人もとても優しい笑顔でなんかほっこりさせられます。
【KOTORI(バンド)/RED】歌詞の意味を考察!してみました
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忘れたくない ことばかりが増えたな
ここへ来て 良かったなって思うよ
泣きそうになるくらい 真っ赤な夕日を見たよ
ここじゃなきゃ 見られない気がするよ
忘れたいことばかりより、忘れたくないことばかり増えるって素敵ですよね。
決意を決め東京に移り住んだからこそ見えてきた夕日を、情熱の「RED(赤色)」に比喩しているのではと思いました。
夕暮れの匂い なんだか懐かしくて
思い浮かぶのは 故郷のことばかり
淡い茜色 本当の優しさ
ストーブの匂い 春の澄んだ青空
カエルの声 虫の音
夕方5時の帰り道のサイレンも あの約束も
忘れないことばかり
東京の夕暮れを見ながら故郷宮崎のなんてことない日常が特別なことだったと、懐かしんでいる伺えますね。
僕はまだ あの日のまま
あの日のまま あの日のまま
変わらない 変われない
変わらずに故郷を思うよ
この辺りから一気にリズムが加速して、わたしもとても好きなパートの一つです。
故郷への想いから情熱の赤さが溢れ出してくるような情景が浮かびます。
泣きそうになるくらい 真っ赤な夕日を見たよ
ここじゃなきゃ叶えられない 夢があるんだ
僕はもう戻れない 真っ赤な夕日を見ると
もう少し歌を 歌っていたいと思うから
夕方5時の帰り道のサイレンも あの約束も
忘れないことばかり 僕はまだ
このパートは横山さんの葛藤や情熱がとても色濃く出ていますね。
夢に向かって諦めない情熱と、慣れひたしんだ故郷を想う気持ちが交差して写し出される景色を描写していますね。
実際、MVでも故郷と東京の場面が交差されて、横山さんの心境がよく写し出されているのがわかりますよ。
横山優也さんが「RED」についてこうTwitterでつぶやいていました。
REDいい曲だな〜
初めて宮崎の曲書いた
夕方5時というワードがREDにも髪が伸びたらという曲にもありますねぇ〜
故郷のことと東京のこと
同じ時間に見る夕日でも結構違う
それだけのことを一生歌っていきたいものですね〜
実家帰りテェ— 横ティン (@yokotinetine) April 4, 2018
この投稿を見ていると、横山さんは何気ない日常を見失わずに歌っていきたいという想いが伝わってきました。
KOTORIの「Blue」はまだ若い青さを表現し、「RED」では情熱を色と音で表現していると考察しました。
まとめ
KOTORIの「RED」は、横山さんの故郷宮崎と、夢を持って移り住んだ東京との交差や葛藤、情熱を表現したものだと考察しました。
この「RED」という曲を聴くと、幼少期のあの頃にタイムスリップしたような不思議な感覚になります。
KOTORIの普段の何気ない日常にカラーを加え音で表現するスタイルはわたしはとても魅力を感じました。
今後の活躍にも大注目のKOTORIは要チェックですよ。
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