埼玉発の4人組ロックバンドKOTORI。
荒々しいサウンドに力強い歌声で、優しい歌詞が綴られた名曲が多く、若者を中心に人気急上昇中です!
そんなKOTORIは、あまり恋愛に関する楽曲が少ないバンドなのです。
しかし、珍しく恋愛モノらしい曲を発見いたしました・・・!
その名も『ラブソング』。
タイトルそのままですが、「ラブはラブでも、果たして恋愛のラブソング?」という疑問が浮かびました。
今回は、KOTORIについてのご紹介を含め、『ラブソング』の歌詞の意味を考察していきたいと思います!
KOTORIってどんなバンド?
PLAY FOR THE FUTURE TOUR 6月末から始まって、48本を終えました…!
この時期に何事もなくツアー回れていることは奇跡だなと思います3日後には両国国技館でセミファイナルです、ツアーの集大成ぜひ見に来てください!待ってます! pic.twitter.com/okgP9UyGmm
— うえさか (@tba626) October 31, 2021
2014年に結成されたロックバンドで、日常を描写しながらも独特な世界観が、エモいメロディと共に共感を呼んでいます。
KOTORIのメンバーはこちら↓
■KOTORIバンドメンバー
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- ボーカル・ギター:横山優也
- ギター・コーラス:上坂仁志
- ベース:佐藤知己
- ドラム・コーラス:細川千弘
KOTORIのライブでのパフォーマンスはファンにも定評があり、力強い歌声と圧倒的な演奏で盛り上げていきます。
2021年11月3日に両国国技館にてライブを予定しているKOTORIですが、ボルテージの上がるステージを見せてくれることでしょう。
KOTORI『ラブソング』は恋愛ものを歌ってる?
KOTORIは大きな羽を生やしてどこまでも飛んでいけるーー『REVIVAL TOUR』ファイナルワンマン公演を終えて https://t.co/gNJ0vvaAjj pic.twitter.com/xDn6Lh49Mk
— Real Sound(リアルサウンド) (@realsoundjp) January 16, 2020
2019年10月に発表された、2枚目のフルアルバム『REVIVAL』の8番に収録された曲『ラブソング』。
しっとりとしつつ、壮大なロックバラードです。
KOTORIの楽曲のほとんどを作詞作曲する、ボーカル・ギターの横山優也さんが『ラブソング』も手掛けています。
レコーディング当日に、バンドメンバーに渡されたそうで、メンバーはどんな曲か知らないまま収録し完成されたそうです。
ぶっつけ本番のような状態に感じますが、それでも完成できるというのは、とても息があったバンドメンバーなのだなと感じます。
歌詞にあたって横山優也さんがインタビューで次のように応えられています。
横山:わかりやすすぎず、わからなすぎず、みたいな。正直、歌詞を書こうと思えば、なんでももっと真っ直ぐに言えるんですよ。僕の中では、ちょっとひねくれたいというか、あんまり全部わかってほしくないんです。
(引用:https://www.barks.jp/news/?id=1000163022)
『ラブソング』という曲が、実際に恋愛についてであるとは明言されてはいないのですが、聴く人それぞれの解釈でもいいという事なのかなとも感じました。
別の記事で、その他KOTORIの楽曲についてもご紹介していますので、よろしければご覧ください!
『ラブソング』の歌詞の意味を考察!
本当は愛とか
これっぽっちもわからないけど
今見える世界が
綺麗なのは君のせいかな
君のせいだな
静かで丁寧に歌う声が、心にしみ込んでくるようです。
「恋をすると世界が輝いて見える」というのは、よく言われる事ですよね。
『君のせい』という文に、なんだか照れ隠しのようなものを感じます。
もしかしたら、恋をしていることをまだ認めたくない、むずがゆさを感じているような心情を表しているのかなと印象を受けました。
少しずつ変わりだす
僕のこの気持ちを
君にも見せたいんだ
僕からのラブソング
恋に落ちる時、自分の中で「突然好きだな」と感じることもあれば、じわじわと「あ、好きかも」と始まる事もありますよね。
恐らく後者で、じわじわ変化していく気持ちが盛り上がってきて、相手にも伝えたくなっているという事を表現されているように思います。
時々心が
どうしようもなく不安になる
それでもそれさえも
見せたいのは君だけかな
君だけだなこのまま僕ら
歳をとっていけたらいいな
自分の弱い所を他人に見せるのは勇気がいりますよね。
けれど、他の誰でもない唯一の相手なら、どんな自分でもさらけ出せるような気がします。
むしろ、さらけ出せるような相手だからこそ、唯一の存在になるのではないでしょうか。
『このまま僕ら 歳をとっていけたらいいな』というフレーズは、じんわりとした幸せを感じて素敵です。
少しずつ変わりだす
僕のこの気持ちを
君にも聴いて欲しいんだ
僕からのラブソング大人になり始めた
僕のこの気持ちを
君にも見せたいんだ
僕からのラブソングを
『ラブソングを』のところで放たれる、閃光の様な伸びの良い歌声からの疾走感がグッときます。
なんだか落下していくような雰囲気を感じました。
もしかして、恋に「落ちた」という事を表現されているのでしょうか。
今見えるあの空が綺麗なのは
君のせいだな
ラストはつぶやくように歌われていて、なんだか納得したような、「腑に落ちた」というような心情が浮かびました。
冒頭から感じる事は、「この人といると居心地がいいな」という気持ちから、「あ、好きかも」に変わり、「やっぱり好きだな」へと進化していく過程を感じます。
この曲を勝手ながら解釈するとしたら、「恋に落ちていく過程」を描写されているのではと考えました。
おわりに
今回は、バンドKOTORIのご紹介を含め、『ラブソング』について、歌詞の意味を考察していきました。
あまり恋愛系ソングは少ないKOTORIで、楽曲『ラブソング』についても恋愛についてであるとは明言はされていません。
けれど、やはり「恋に落ちていく過程」を描写されているのではないかと考えました。
一見ストレートに表現されているように感じますが、聴く人によって解釈が変わるような深い歌詞です。
今後も、バンドKOTORIの活動にますます期待しています!
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