【KOTORI(バンド)/19歳】デビューを決めた曲!歌詞の意味考察!

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若者を中心に熱狂的な人気を誇る4人組ロックバンドKOTORI

等身大のリアルを力強く叫ぶ姿は、若者だけでなく年代を超えて共感を集めています。

今回は、そんなKOTORIが一躍注目されるきっかけとなった「19歳」という曲をご紹介したいと思います!

歌詞の意味も考察していきます。

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KOTORIのバンドメンバー紹介!

↑右から、上坂仁志さん、細川千弘さん、横山優也さん、佐藤知己さん。

■KOTORIバンドメンバー

  • ボーカル&ギター:横山優也
  • ギター&コーラス:上坂仁志
  • ベース:佐藤知己
  • ドラム・コーラス:細川千弘

 

2014年結成の「KOTORI」は、埼玉県越谷を中心に活動する4人組ロックバンド。

日常を綴る親しみやすい歌詞と、エモーショナルなサウンドと歌声が特徴です。

 

ボーカル&ギターである横山優也さんが主に作詞作曲をされています。

若々しい雰囲気もありながら、どこか懐かしいような、ノスタルジックに浸れるところもあり、年代に関係なく支持されているようですね。

 

2021年11月には両国国技館でのライブも成功させ、今とても勢いのあるバンドです。

KOTORIの「19歳」ってどんな曲?

KOTORIの楽曲「19歳」は、2016年9月21日にリリースされたミニアルバム「tokyo」の2番に収録されました。

アルバム「tokyo」は、KOTORIが初めて全国に向けて発表したデビューアルバムです。

 

実は、この「19歳」という曲は、KOTORIのデビュー前からYoutubeにアップされていたそうです。

音楽レーベル「small indies table」の主宰である鈴木健太郎さんが、「19歳」の動画を見たことからデビューに至りました。

デビューのきっかけとなったので、特別な曲ですよね。

力強い歌声から始まり、グッと惹きこまれますよね。

KOTORIは、インディーズ時代から人気は凄まじかったようです。

それでもデビュー初アルバムからエモい特徴がでていて、人気なのは納得という感じです!

KOTORIの「19歳」歌詞を考察!

ここからは、「19歳」の歌詞を考察しながら感じたことをお伝えしていきます!

 

19歳の僕を見て 18歳の僕が笑う

大人になれない いつもの僕がそこにいた

「過去の自分が、現在の自分を見て笑う」という状況が、なんだか心が抉られますよね・・・。

恐らくだれしも、18歳ごろは「まだ子供だな」と自覚していると思います。

けれど「19歳にもなったら、ほぼ大人なんじゃないか」とうっすら期待したりするのではないでしょうか。

 

しかし現実は18歳の時とあまり変わらず、「ほぼ大人」であることには間違いはないけれど、全然思っていたようにはなっていない・・・。

過去の自分がガッカリしたり、笑っているというような妄想がかすめる時もあると思います。

 

お父さんお母さんお元気ですか?

僕は相変わらずやってるよ

酒もタバコも覚えたけど 

人の温もりは分からないまま

あれからもう1年が経って

都会の空気にも慣れてしまったな

東京の夜空は寂しげだけど

優しく寄り添う様

19歳とはいえ、まだ未成年ですよという突っ込みは置いといて・・・

小さい頃に感じていた「大人っぽい」事を、気付けば自分がしていることに気が付いたりしますよね。

例えば、20歳を過ぎて、働いたり一人暮らししていたとしても、自分は大人だと完全に自覚するまで時間がかかるのではないでしょうか。

『東京の夜空は寂しげだけど 優しく寄り添う様』という歌詞がじんわりと想像できて素敵ですよね。

 

19歳の僕を見て 18歳の僕が笑う

大人になれない いつもの僕がそこにいた

高校生活が終わると、途端に時間の流れが少し速まったように感じたりしたことはありませんか?

19歳は、大学進学や就職するなどして、同級生が別々の道に大きく分かれるポイントだったりしますよね。

それだけ慌ただしい毎日を送る年齢だから、余計に時間が早く感じるのかなと思ったりします。

 

大人になれば分かるよ 

どうやって大人になるの?

パチンコに行っても酒を飲んでも

何も変わらないよ

子供の頃は、19歳は『大人』に見えていましたよね。

けれど、いざ自分が19歳になってみると、違和感があったりして少し焦ったりすることもあると思うのです。

いくら大人っぽいことをしても、「大人になった」とは言えないということなんですよね。

 

東京

息苦しいこの場所で生きていく理由を探す

生きるってことがこんなに苦しくて

幸せだと気付いたんだ

生きる

己の覚悟とその決意を

夢を抱いた人が目指す場所である『東京』で、日常を過ごしながらキラキラと輝いている人も多いですよね。

その分、周りと比べて自分は・・・と、なりやすかったりもします。

けれど、そんな風に自分と向き合うことは苦しいけれど、工夫や努力をしたりできる状況こそが『幸せ』なんじゃないかなとも感じます。

 

19歳の僕を見て 大人になって笑えるように

いつか僕が死ぬその日まで忘れないように

 

19歳の僕を見て 18歳の僕が笑う

大人になれない いつもの僕がそこにいた

『19歳の僕を見て 大人になって笑えるように』というフレーズは、

過去の自分ではなく、未来の自分が「そんなこともあったな」と笑ってくれるように生きていきたいという意味に感じられました。

前向きで、凄くポジティブな宣言に聞こえて爽やかな印象です。

 

初めての朝も 独り寂しい夜も越えて

きっといつか死ぬその日までいつまでも明日がくる

大人になっていく

毎日の中でいろんな日がありますが、そんな色々を超えて『明日がくる』

そして『大人になっていく』・・・。

リアルで繊細な歌詞の描写に、じっくり共感してしまいました。

 

おわりに

今回は、バンド・KOTORIの楽曲「19歳」をご紹介していきました。

現在19歳の人はもちろん、これから19歳になる人や、19歳だった人も共感できる歌詞なのではないかなと感じます。

少しぶっきらぼうな若々しさと、優しくも力強い歌声に爽やかなバンドの音で心に沁みました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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