【YOASOBI/大正ロマン】歌詞を考察!原作小説は「東京、二人の波形」

【YOASOBI/大正ロマン】歌詞を考察 !小説より広がる世界観! 女性ボーカリスト
出典:https://www.youtube.com/watch?v=wJQ9ig_d8yY
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2021年9月15日に配信され、オリコン週間デジタルシングルランキングにて1位にもなったYOASOBIの「大正浪漫」。

透き通るようなikuraさんの歌声から、紡ぎだされる楽曲の世界観にハマる人続出です!

今回は「大正浪漫」の原作や、楽曲やMVの考察や意味について、解説をしていきたいと思います。

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YOASOBIの楽曲は小説をもとにしている?

YOASOBIは、「小説を音楽にするユニット」というコンセプトにて活動されている音楽ユニットです。

小説からの世界観を表現された楽曲となっており、小説を読みながら音楽を聴いてどっぷりと世界に浸れます。

小説やイラストの投稿サイト「monogatary.com」を中心に、様々な小説作品から楽曲を発表されています。

Ayaseさんの作るキャッチーでドラマチックな音楽に、クセのないikuraさんの透き通る歌声が、曲の魅力を引き立てています!

YOASOBIの「大正浪漫」の原作とは?

小説投稿サイト「monogatary.com」にて、「夜遊びコンテストvol.2」という、YOASOBI楽曲の原作募集をかけ、お題は「東京、二人の波形」でした。

2,086作の応募作からNATSUMIさんによる「大正ロマンス」が大賞受賞作となり、YOASOBIにより楽曲化され、㈱双葉社から書籍化もされました。

また、原作短編が無料公開されており、10分程で読めるものとなっています。

あらすじとして以下にまとめてみましたが、ネタバレになりますので要注意です!

大正時代に生きる千代子が、未来の東京や文明について創造を膨らませて書いた紙が、時を超えて現代に生きる中学生、時翔に届くことから文通が始まる。

何度かやり取りをしていく中で、次第にお互い恋心を募らせる。

ある日、関東大震災についてのニュースから、千代子に危険が迫っていることを知り、千代子に「どこかに逃げて欲しい」と手紙を送るが、その後千代子からの返事はなかった。

中学生から高校生になった時翔は、ある日友人宅に行き、友人の祖父と出会いある手紙を渡される。

それは、千代子からの手紙で、友人の祖父は千代子の息子であった。

千代子からの手紙には、関東大震災を無事に生きのびて、すぐに手紙の返事をしようとしたが届かなかった、いつか出会える日を信じている旨が綴られていた。

千代子は80歳まで生きて、病気でこの世を去ってしまっていた。

時翔は、「未来には色んな時代の人とつながる手段が出てくるかもしれない」と、切なくも希望を胸にする。

時空を超えた切ない恋ですよね。

なお、「大正ロマンス」は書籍化に当たって加筆修正されているとの事なので、気になる方は書籍の方も要チェックです!

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歌詞を解説!

原作に忠実なYOASOBIさんの楽曲なので、曲自体の意味考察というより登場人物の心情について考察などしていきたいと思います。

ある日突然にそれは
訪れた出来事
始まりは一通の手紙
送り主は遥か昔を生きる君
そんな不可思議な出会い

原作では、大正時代を生きる少女・千代子が未来への想像を紙に書いていたのが現代を生きる少年・時翔のもとに届き、文通が始まりました。

未来への膨らむ期待や希望が起こした奇跡なのでしょうか。

僕の時代には今
こんなものがあって
こんな暮らしをしているよ
文字に込めて伝え合ううちに
いつしか芽生えたロマンス

決して出会うことの出来ない僕ら
それぞれの世界から
綴る言葉
募る想い
姿さえも
知らないまま

MVでは大正時代と現代の街並みが対照的で美しいです。

大正時代と現代の違いを知る中で、お互いの姿が見えなくても心を通わせていく様が、まっすぐでロマンチックな雰囲気です。

少年・時翔はまだ中学生で、女の子と文通をするという行為にもドキドキとしていて初々しいのです。

どんな時も君の言葉を
待ち焦がれているんだ
生きる時代は違うけど
何度でも時間を越えて
君と伝え合う想い
願いが叶うなら
一目でいいから
会いたいな
好きだから

恋心を自覚しながらも、直接会うことが出来ないもどかしさが歌詞から溢れていて切ないですね。

文通という文字だけで思いのやり取りするというのは、どうしても歯がゆくなることもあるでしょう。

会えないという現状も、また思いを膨らませる要因になっているような気もします。

不意に思い出したのは
君が生きる時代の明日
起こること
悲しいこと
伝えなくちゃ
どうか奇跡よ起きて

過ぎていく時と
変わる季節
あれから途絶えた手紙
もう届かない言葉だけが胸を締めつける

少年・時翔は、少女・千代子に迫る危険に気づいてしまいます。

MVではボロボロになった街の様子が描写されており、東京タワーがあることから関東大震災で崩れていく東京の様子という意味と思われます。

少年・時翔は懸命に手紙を過去に向かって送りだそうとしています。

『どうか奇跡よ起きて』という歌詞とメロディが、少年の心情をそのまま表現されていて引き込まれます。

遥か彼方100年先を
君が見てみたいと願った未来を今
僕はまだ歩いているよ
苦しい想いを胸に抱いたまま
そんな僕に届いた手紙
見覚えのある待ち焦がれていた文字
それは君があの日を越えて
僕に書いた最後の恋文
君が君の時代を生きた証を
八千代越えても握りしめて
僕が僕の時代に見るその全てを
いつか伝えに行くよ

時が経ち、同じ世界の違う時代を生きた千代子と繋がった心を、時翔は確かに再確認できました。

未来には、千代子と直接出会える日だってくるかもしれないと、希望を胸に生きていくという印象を受けました。

切ないながらも、夢に期待した爽やかなラストでした。

まとめ

小説の世界観を楽曲にするという、ユニークな活動をされているYOASOBIの表現力は素晴らしいです。

楽曲だけでも十分楽しめますが、原作小説を読んでもっと作品世界に没入できるというのもまた嬉しいですね!

今後もYOASOBIの作品に大いに期待しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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