あいみょんさん3枚目のシングル「君はロックを聴かない」。
調べてみると、名曲という声が多かったです。
ファンの方も、好きな曲に結構あげられていますね。
そんな人気の一曲「君はロックを聴かない」の歌詞の意味を考察してみようと思います。
特に、君と僕は誰なのか?関係性について詳しく考察していきますよ!
歌詞の意味を考察
では、早速歌詞の意味を考察していきましょう!
歌詞はこちらでご確認下さい。
歌詞の意味を考察するにあたって、まず、君と僕は誰なのか、君と僕の関係性は何なのかをまずおさえておきたいと思います。
君と僕は誰?
まず、君と僕は誰なのか?について見てみましょう。
歌詞をみると、登場人物は君と僕です。
僕目線で書かれていますよね。
君と僕は誰なのか考えるにあたって、あいみょんさんはインタビューで、
この曲は中高生の男女をイメージしてるんですけど、好きな子同士って、お互いのことを真似したり、趣味を共有し合うことで、もっと近くに来てくれるんじゃないかって思うと思うんですよね。〈青春の音〉っていうのは、歌詞の中ではレコードの音になってますけど、学校のキンコンカンコンっていうチャイムとか、みんなそれぞれあると思うんです。そんな風に、いろんな世代の方の妄想を掻き立てられるような曲にしたくて。
出展:
https://books.rakuten.co.jp/event/cd/interview/20170920-aimyong/
とおっしゃってます。
「青春の音」や「君はロックなんか聴かないと思いながら少しでも僕に近づいてほしくて」から、中高生位の世代をイメージできるかなと思いました。
ロックなんか聴かないと思っているのに、いわば無理やり聞かせている強引さ、君のことを考えれていないところに、幼さが感じられるかなと。
これらのことから、君と僕は中高生位の男女ということで考察を進めていきます。
君と僕の関係性は?
続いて、君と僕の関係性について見ていきましょう。
あいみょんさんはインタビューで、好きな子同士とおっしゃてました。
僕の部屋でロックを聴いているので、恋人なのだと思いましたが、「恋人のように寄り添って欲しくて」と出てくるので、まだ恋人ではないようですね。
君の描写があまりないので、君が僕のことを好きなのが感じにくいようですが、好きでなければそもそも部屋に行かないかもしれませんよね。
そしてロックは好きじゃないようなので、好きじゃないロックを聴いているのは、僕の好きなことを知りたいと思っているからなのかなと思います。
そして、僕は、好きなロックを一緒に聴いて、僕の好きなものを知って欲しい、僕のことをもっと知って欲しいと思っているようですよね。
僕の思いのほうが強いように感じられますが、やっぱり好きな子同士なのかなと考察できそうです。
歌詞の意味は?
では、君と僕は誰で、どんな関係性なのかを踏まえた上で、歌詞の意味を考察していきましょう!
好きな子同士の君と僕。
君は何かあって落ち込んでいるのでしょうか。
そんな君を見て、元気を出して欲しいと思った僕は君を家に誘ったのでしょう。
咄嗟に誘ったものだから、どうしていいかわからない、何をしたら元気になるかわからなくて、そうだ!いい曲があるんだけど一緒に聴かない?と言ったというかんじでしょうか。
しばらく聴いていなくて埃をかぶったレコードだったんですかね。
ドーナツ盤ていう表現が素敵ですよね。
あの日の夢が踊るは、念願のこのレコード盤を買った時の気持ちを思い出しているのかなと。
僕にとってはとっておきの1枚だったのでは。
私はレコードをセットした経験がないのでわからないのですが、レコード、針を落とすで検索してみると、針を落とす場所とか、タイミングとかでてきました。
いろいろとコツがあるようなので、僕も息を止めて集中して針を落としたのでしょう。
ロックが流れ出して、座ってよと言った僕。
もうちょっと早く座らせてあげてと思いましたがw
不器用で憎めなさそうな男の子をイメージしました。
盤の状態によってはノイズが入っていたりするそうなので、フツフツはその音を表しているのかなと思います。
僕は躍りだして、君にも踊ろうよとうながしているのでしょうかね。
ロックなんか聴かないと思いながらも、この歌詞はこの後少し表現が違ってたりしますが、何度もしつこいくらいにw出てきます。
ロックを聴かないと知っているけど、聴いて欲しい、僕の好きなロックを好きになって欲しい、僕のことももっと好きになって欲しいという気持ちが現れているのかもしれませんね。
僕はこれまでいろんな曲を聴いて失恋を乗り越えられてきたから、君も元気になるんじゃないかと思っているのでしょうか。
BPMは、テンポのことらしいです。
また、一分間に心臓が拍動する回数のことでもあるようです。
レコードのテンポと、僕の心臓がバクバク鳴っていることを「BPMは190になったぞ」という表現で現しているのでしょう。
すごい発想力ですよね。
君が楽しそうに踊っているのを見てドキドキしたのでしょうか。
そんな気持ちを気づかれたくなかったけど、顔が赤くなっていたのかもしれませんね。
君はそんな僕の姿を見て笑ったのではないでしょうか。
気づかれたくなかったのに気づかれたのかもと思って、焦って目が泳いでしまったのかもしれませんね。
ダラダラと流れる青春の音には、僕が焦ってダラダラと汗を流していることも現しているのかなと思いました。
この後は、「君はロックなんか聴かないと思いながら」、「あと少し僕に近づいてほしくて」のように、同じ歌詞を少し変えながら繰り返されています。
僕が思うほどには距離は縮まらなかったと感じたのかなと思いました。
それで胸が痛くなったのかなと。
でも、最後に「恋を乗り越えてきた」が2回繰り返されていて、この恋は乗り越えてみせる、つまりは恋人になってみせるといった強い気持ちが現れているように感じました。
このように考察してみると、お互いに好きな君と僕が、僕の部屋で僕の好きなロックを聴くという、何気ない出来事が描かれていることがわかります。
何気ない出来事なんだけど、あいみょんさんの巧みな表現により、一見すると何気ない出来事とは感じさせないですよね。
何気ない出来事をうまく描くところが、あいみょんさんの歌詞の魅力の1つなのかもしれないと感じました。
まとめ
いかがでしたか?
「あいみょん「君はロックを聴かない」 歌詞の意味は?君と僕は誰?」と題して考察してきました。
君と僕は中高生位の男女で好きな子同士。
まだ付き合ってなくて、お互いのことを知りたいとは思っているが、特に男の子のほうが気持ちが強そうなのかなと感じました。
僕の部屋で僕が好きなロックを君と一緒に聴くという、何気ない出来事をうまく描いていますよね。
何気ない出来事とは感じさせない、そこがあいみょんさんの歌詞の魅力の1つなのかなと思いました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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